今年はまず栃木県小山市のお米から入荷になりました。もちろん検査1等米です。猛暑の影響からかやはりちょっと小粒ですが色艶は良好で甘みもあります。まずは一安心です。多少乳白色のお米が見られますが美味しさには問題ありません。

価格はほぼ昨年並みでのスタートです。厳密には今年の年明けからかなり値上げになっていたのですが小売価格は据え置いていたのが正直なところです。特に業務用価格はかなり我慢をしてきました。

栃木県小山市、福田さんのこしひかり1ｋｇ　388円（税込）

今年も新米の季節がやってまいりました。新米１００％＝美味しさ１００％とお思いの方がほとんどだと思いますが、玄人（プロ）は違うんです。特に出始めは古米７０％に新米３０％位のブレンドが一番美味しいんですよ。秋が深まっていくにつれて新米のブレンド率を上げていくのが寿司職人の方々なんです。当店でも全く同じで、おにぎり、お弁当に使用するお米は新米１００％ではないんです。その方が舌触りや柔らかさ、光り具合ととても丁度良くなります。ただ、元になる古米の品質が良好というのが条件ですけどね。古米だからといって軽んじてはいけません。ちなみに当店では夏の間、15℃に設定された低温倉庫で保管していますので品質の方はバッチリです。

ちなみに写真は新潟県南魚沼市、雲洞庵そばの田んぼの風景です。

玄米を食べる時はよく噛んで食べるということはご承知だと思います。もちろん表皮の部分が硬いというのもありますが実はそれ以上に意味があります。よく噛むことによって唾液の分泌を促進させます。そしてそれは発ガン性物質を解毒させ、脳を刺激しその活動を活性化します。下顎のところを下から上に軽くマッサージしても唾液は出てきます。食事の前にやってみてください。美味しいと脳が感じることは自然治癒力のアップにも繋がります。好きなもの（身体の欲しているもの）を少し食べるのが健康の秘訣だと昔の人は言ったそうです。それと季節の旬の美味しいもの。ご馳走は週1回位でいいそうです。

夏になると食欲が無くなってきます。どうしても水分を沢山取ってしまいがちになりますがそうすると胃がもちません。特に年をとってくるときついものがありますね。そんな時には食事の最後に温かいご飯を軽く食べることをお奨めします。とても胃が落ち着きます。私は生来胃が弱いので胃が重くなって来たときはそういうふうにしています。

もし、家で美味しいご飯が食べられない方は、当店のお弁当はいかがですか。ほんのり甘みがあってとても美味しいですよ。絶対家庭では食べられないご飯です。

今日のご飯のブレンド率は新潟県岩船産コシヒカリ30％、茨城県常陸太田産コシ、栃木県芳賀町産コシ、会津坂下産コシを70％の構成です。同じ新潟米、茨城米といっても生産者によって美味しさにかなりの差があります。

お弁当はご来店時間に合わせてお作りしています。当店に向かいながらお電話をくれるお客様もいらっしゃいます。

毎度ありがとうございます。

早速ですがお盆休みのご案内をさせていただきます。

８/14（火）から８/16（木）までお休みとさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

今年の夏は梅雨明けが異常に早くしかも猛暑の日が続いています。こんな年は記憶にありません。果たしてどんな作柄になるのか見当もつきません。昔は「日照りに不作無し」と教わったものですがここまでの猛暑はありませんでした。普通に獲れることをただただ天に祈るだけです。先日北海道の生産者の方がお店に来られたのですが北海道は逆に気温が低い日が続いているとのことでお日様の出る日を待ち望んでいるとのことでした。平年より４日程生育が遅れていて８月の上旬までに暑い日が戻らないと不作の可能性が高いとのことでした。天に生かされていることに感謝、感謝。