店長ブログ
復活、特別栽培米宮城県登米農協のささにしき
投稿日:2015/02/09
久しぶりに美味しいささにしきに出会いました。ささにしきが表舞台から姿を少しづつ消していってから20年位経ったでしょうか。米屋の息子として高校生の頃に食べていたささにしきはとても美味しかったように記憶しています。もっともその頃は地元産の茨城産コシヒカリか政府米(といっても意味わかりませんよね、一言でいえば価格は安いけど美味しくないお米)に宮城産ささにしきがあるくらいでした。私が真剣に商売に取り組むようになった頃にはささにしきの食味がどんどん落ちてきていていつの間にか仕入れさえしなくなってしまいました。米粒の見た目は良いのですが粘りや柔らかさが物足りなくてよく仕入先に問い合わせをしていました。「あれからうん十年」これはいけるというささにしきに出会いました。「宮城県登米農協の減農薬、減化学肥料栽培米ささにしき」農協の職員さん達も必死で栽培方法の統一を計ったんでしょうね。だって玄米袋に「復活ささにしき」と印刷してあるんですから、良かった時の品質も悪かった時の品質も自分達でわかっていたってことの証明でしょう。やっぱり自分の食味は正しかったんだと改めて自信を持ちました。だって毎日試食してますから。