今現在、栃木県産こしひかりと茨城県常陸太田産のこしひかりが入荷になっていますが、今年は全体に小粒の傾向にあります。農家さんにとっては収量があがらないので気の毒な年です。一方消費者側からすると豊作でないということですから値下がりは無いと思います。新潟県産米は１等比率が10％以下という話も出ています。地区によって微妙に差がありますが。ただお客様はそんなに心配することも無いと思います。というのは普通にご飯で食べるのには美味しさは問題ないと思いますので。よく店頭で玄米を見て良い悪いを判断している方がいらっしゃいますが必ずしも綺麗イコール美味しいとは言えないのが正直なところです。玄米業者さんが「いい米だろう。。」って自信満々で持ってきたお米が食べてみたらさほどでもないということはよくあります。その逆に見た目は決してきれいでない外観でも食べてみると美味しいお米もあります。お米の検査機関は外観でしか判断していないので美味しさはわかりません。微妙な美味しさは地道に試食を繰り返しているお店だけです。大手量販店では食味計という計測器で計って仕入れの参考にしていますが微妙な美味しさはやっぱりご飯好きなお店の人には勝てないと思います。というのはお客様には好みがありますので好みに合わせたお米の提案ができるのはお米の小売店だけかと思います。