店長ブログ 2019年4月01日の記事
安井米店が玄米菜食をお薦めする訳。第1部
投稿日:2019/04/01
それは、私自身が玄米菜食を実践して健康を手に入れてきたという経験があるからです。米屋としても玄米にはこんなに不思議な力があるんだということを知っていただきたくキーボードをたたいています。単に売りたいがためではありません。現代の医学を否定するつもりはありません。ですがいきなり薬に頼るのではなくまずは玄米菜食に挑戦してみてはいかがでしょうか。
玄米の栄養価については今更私が説明する必要もないと思いますのでそれは他のサイトを見ていただければ十分だと思います。
それでは早速私の体験談をお話しします。私は元々二つの病を持っていました。先に「狭心症」を患いそのあと前立腺ガン。10年以上前から毎年の人間ドックで脂質異常が見られますので生活習慣を変えなさいと言われ続けていました。特に食生活を。甘いものとお酒が大好きでしかも日本酒党。その頃から運動をするととても心臓が苦しくなるので地元の総合病院で検査をしてもらったところ「狭心症です」と。それで薬をもらって飲んでいたわけですが薬を飲んでいるからと安心して食生活は今まで通りの生活を続けていました。ところがです朝普通に仕事をしていましたら突然の発作に襲われ救急外来へ飛び込みました。救急車は恥ずかしいので家族にのせていってもらったのですが胸は苦しいし目の前が真っ白になってしまいこのまま万事休すかなと思いました。その後も同じような発作が夜中に襲ってきたのですがニトロを先生から貰っていたのでなんとか発作は収まりました。寝ていると明け方に胸が苦しくなってくるのが特徴だそうです。同じ病の方はわかると思いますが。
そして、以下の文章は2015年7月6日にメモしておいたものです。いずれお役に立つときが来ればと思って書き留めておきました。
「玄米菜食」でガンが消えた。。安井敏彦 本当の話
3年くらい前から定期健診でPSA数値がやや高めだったために半年ごとに血液検査をしていました。平成26年5月24日の検査で4.6になったのを機に担当医から針検診を勧められ6/10に検査入院をし、6/25にその結果報告がありました。まさかの「ガン細胞があります、しかも中期」ということで数か月以内に治療を開始したほうが良いとのことでした。しかも我が家では父も兄も前立腺ガン患者ですと話しましたところだったら直ぐに始めたほうが良いと9/2から放射線治療の予約を入れました。しかし自分としてはなんとなく納得がいかず、ある方に相談しましたら「いのちの田圃」という会を紹介してもらい見事にガンを克服している実例を沢山知りました。そこで多くの患者さんが「玄米菜食」をして病気と闘っていることを知った訳です。別に会がそのように指導をしていたわけではなく偶然85%の方々がそうしていたということです。
「いのちの田圃」の説明を簡単にしますと現在のガン治療の3大医療である「手術、放射線、抗ガン剤治療をせずに、または中止して」ガンと闘っている人たちの会です。ガンを克服した人と今闘っている人たちがお互いに体験を交換しあい勇気づけあっています。こうやって治ったという体験をシャワーのようにあびてガンは治るんだということを潜在意識に刷り込ませることを主な活動にしています。当然異論を唱える人はたくさんいると思います。圧倒的に3大医療のほうが有名ですからね。しかも知り合いの誰々がそうしたと聞けば自分もそうするのが当たり前だと思います。でも末期ガンの人や医者から見放された人はワラをもすがる思いですのでそんなことはどうでもいいことなんです。治ればいいわけですから。私の場合は担当医の先生の一言がきっかけでした。その一言も現在の医療現場が忙しすぎるのが一つの原因かと思いますので致し方ないのかなと無理に納得させました。批判することが今回の目的ではありませんのでここでは詳しいことは書きません。
そして、放射線治療のキャンセルをしたのが8/31だったと思います。9/4に「いのちの田圃」を知り、それから玄米菜食を徹底的にやりました。仕事が米屋ですからこんなことが本当に可能ならばこれからの商売によりプライドを持ってできるということも考えました。でも一番は親から貰った大切な身体を簡単に傷つけたくなかったことです。幸いにも担当医から数か月という時間的余裕を貰っていたので挑戦できたのです。それから2か月経ち、3か月が経ちするとなんとなく患部の近くに今までとは違う違和感を感じてきます。もしかして転移かなとか悪いことばかり考えてしまう毎日です。常に頭の中は病気のことばかり、あの時すぐに治療を始めればよかったのかなとか。気持ちを仕事に振り向けるのがやっとでした。そうしてPSAの検査に10/26に行ったところ担当医が若い先生に代わっていまして彼はとても人間性が良く親切に対応してくれました。しかもPSA数値が3.9に下がっていたのです。しかし、そのあとすぐの11/初旬の人間ドックではまた4.6にもどってしまいガッカリ。今思えば11月から12月頃が一番精神的にも体調的にもきつかった時期のような気がします。12月暮れのお正月用お餅の製造販売ができるかどうか不安でしょうがありませんでした。定期検査に行って先生に体調はどうですかと聞かれてもこちらからキャンセルしている手前あまり痛いとか痒いとか言えないので「まあ普通です」と答えるしかなかったのが正直なところです。
そんな時に勇気を出させてくれたのが中村天風先生の「天風哲学と心身統一法」でした。この本は絶対にお勧めです。偶然にもこの心身統一法も動物性タンパク質や甘いものの摂取を勧めていません。人間は土になるもの(海底も含みます)を食すべきであると。甘いものは季節の果物で十分だと。「いのちの田圃」とピタリと一致していました。まして病の時はすぐにでも動物系のものは止めて血液を弱アルカリ性にしなさいという教えです。そして心の持ち方が病を良くもするし悪くもするので絶対に病気を気にしない事だと言います。でも痛かったり、いつもと違ってきたりすると誰でも気になるものです。そんな時は絶対に負けないと思うこと。辛い時ほど無理やりにでも元気を出しなさいと教えています。調子の良い時は誰でも元気が出ます。良くない時ほど無理やりにでも元気を出しなさいと。この教えは私がどうこう言うものではなく本を買って読んでいただければ納得できると思います。また、各地の天風会にお問い合わせいただければ親切に教えてくれます。私の場合は群馬県賛助会でした。
天風会とは正式には「公益財団法人天風会」といいまして、大正8年に中村天風という人がすべての財を投げ打って人を幸福にするために始めた活動です。やがて昭和37年3月に国より公益性を認められた立派な団体です。決して宗教団体ではありません。経済界では松下幸之助さん、稲森和夫さんなども天風哲学に大きな影響を受けた方々です。最近では元テニスプレーヤーの松岡修造さんがそうです。彼の日めくりカレンダーを見ると天風先生の影響を受けているのが手に取るようにわかります。
そして、一年が経った27年6月9日に再び針検診をし、結果報告が24日でした。玄米菜食を始めてから約10か月が過ぎていました。今回もしガン細胞に変化が無く、ましてや大きくなっていたら「放射線治療」をする覚悟はできていました。そうしましたら先生から「今回はガン細胞は見つかりませんでした」との言葉です。信じられませんでしたが本当なんです。患部に19か所針(普通は18か所なんですが私は念のためにと19か所)を刺して細胞を取り出して検査をするのですが全く見つからなかったのです。前回は3か所から見つかり内1か所が中期まで進行しているとのことでした。
とても、とても、嬉しくて、嬉しくて、こんなに嬉しいことは今まで経験ありませんでした。ガン細胞が消えたこともそうですが、自分自身の内なる力でもって病気を治せたというのがとても自信に繋がりました。
・病は忘れることによって治る。
・病は恐れるに足らず、恐れるその心こそ恐ろしい。
確かに的を得ていますね。もし心配したほうが早く治るんなら誰もがみんな治ってしまいますからね。事実は全く逆ですからね。心配症の人ほど治りが遅くなってしまいます。私もそんな一人でした。なかなか忘れることって出来ませんからせめて空元気をでもいいから無理やりにでも元気を出す。そんな心の持って行き方を教えてくれるのが天風哲学です。
最後に「玄米菜食」をやり始めると(動物性タンパク質を止めて)心の支えが一つできます。ただお医者にかかって治療をしてもらって治ったかな、転移はしていないかなと心配しているのと違い自分の身体を自分で直しているんだという信念というか自信みたいなものが湧いてきます。「自分の心と身体を信じろ」と念ずることが大切だと思います。どうせ心配しても良くなるわけではないんだと、だったら忘れる努力をしよう。元気を出そうと。お医者さんに行って手術とかで直してもそのあとの転移とか再発の心配はついてまわりますね。だったら手術をしたとしても放射線治療をしたとしても今からでも自分自身の自然良能力(自然治癒力)を上げる努力を同時にしたほうが尚一層いいと思います。それから先生は治ったとは言わないんですね。無くなったとか小さくなったとかという表現をします。私のようにMRIにも映らない、細胞をとっても見つからないのに治ったとは言ってくれない。見つからないほど小さくなったと言います。どこまで心配性なのでしょうか。人間は毎日数千個のガン細胞が新しく出来ているといいますそれをNK細胞が見つけ次第やっつけてくれているわけですが、そしたらみんなガン患者ということになってしまいます。もっと気楽に生きないといつもビクビクして楽しい気分なんか味わえないですよね。
今ではガンは生活習慣病だといわれるようになっています。美味しいものの食べ過ぎ、ストレス、寝不足、運動不足。つまり具体的な生活習慣を変えれば治る確率はグンと上がる訳です。手術や治療や抗ガン剤だけを頼りにしていたのでは自分は何の努力もしていないことになりますが、食生活を変えてそれを続けていければ気分的にずいぶん違います。食べるものをコントロールするくらい簡単にできます。だって命かかってますからね。
勇気のでる本をご紹介します。
・ガンが治る法則 12か条 河竹文夫著 三五館
・幸せはガンがくれた 心が直した12人の記録 河竹文夫著
・運命を拓く 中村天風瞑想録
・真人生の探求
・ほんとうの心の力