店長ブログ 2015年2月の記事
私達はカロリーを摂りすぎていると思い込んでいる。。
投稿日:2015/02/23
厚生労働省の調査では、私達の一日のカロリー摂取量は戦後すぐの1946年に1903kcalだったのに対して2010年は1849kcalしか摂っていないというデータが残っています。ピーク時が1970年代で2100kcalから2200kcal前後です。あの戦後の食糧不足の時より今は摂っていないんです。信じられますか。にもかかわらず、今のほうがかなり肥満体質の人が増えてしまっています。理由はわかりますよね。動物性食品、乳製品、甘いものの摂りすぎしか考えられません。ご飯を減らしてきた結果です。お米の消費量は1960年代がピークで今は丁度その半分しか食べていません。つまり今の倍食べてもそんなに肥満にはならないってことです。もちろんその分動物性食品を減らさないとダメですけどね。でもおなかは一杯になりますよ。少ないお肉でご飯をいっぱい食べる。私達が子供のころのように。ご飯がおいしいと黙っていても自然とそうなりますよ。子供の舌は正直ですから。お金もかからなくなりますしね。時代が違うって笑わないでください。
炭水化物抜きダイエットが何故続かないのか。。
投稿日:2015/02/16
テレビを見ていていつも思うのがダイエットというとすぐにご飯を抜いて鳥肉のささみと野菜を食べるいう話になりますがダイエットをしなくてはならない人(しなくてもいい人までしていますが)は何故太ってしまったのかを忘れてしまっているように思います。元々好きなものが動物系タンパク質と乳製品やお菓子なのでは。だったらそれを止めれば必ず痩せられます。それが辛いからごはんを減らすって考えが間違っていると思います。続かない一番の理由は満腹感がないからでいつでもおなかがすいている状態。だから頭の中は食べ物のことばかり。いつかは我慢の限界がきます。
満腹感を実感できるのはなんといってもご飯です。
ご飯は半分以上が水分です。しかも温かいものが身体に入るということはとても身体にはいいことです。精神的にも落ち着きます。それと発酵食品の漬物と具沢山の味噌汁が最高のコンビです。できれば玄米、分搗き米。雑穀も入れればなお最高です
復活、特別栽培米宮城県登米農協のささにしき
投稿日:2015/02/09
久しぶりに美味しいささにしきに出会いました。ささにしきが表舞台から姿を少しづつ消していってから20年位経ったでしょうか。米屋の息子として高校生の頃に食べていたささにしきはとても美味しかったように記憶しています。もっともその頃は地元産の茨城産コシヒカリか政府米(といっても意味わかりませんよね、一言でいえば価格は安いけど美味しくないお米)に宮城産ささにしきがあるくらいでした。私が真剣に商売に取り組むようになった頃にはささにしきの食味がどんどん落ちてきていていつの間にか仕入れさえしなくなってしまいました。米粒の見た目は良いのですが粘りや柔らかさが物足りなくてよく仕入先に問い合わせをしていました。「あれからうん十年」これはいけるというささにしきに出会いました。「宮城県登米農協の減農薬、減化学肥料栽培米ささにしき」農協の職員さん達も必死で栽培方法の統一を計ったんでしょうね。だって玄米袋に「復活ささにしき」と印刷してあるんですから、良かった時の品質も悪かった時の品質も自分達でわかっていたってことの証明でしょう。やっぱり自分の食味は正しかったんだと改めて自信を持ちました。だって毎日試食してますから。